市民協働へ~調査・報告書に秋山さんの想いを反映した?~


小金井だれでもトイレの会発行の調査・報告書が結実しました!

●活動の経緯●


2001年1月~2003年10月


秋山早苗の再入院をきっかけに調査開始。おりしも、彼女の車椅子使用にいたる病気の発病30年記念の年でもあった。

約100カ所調査完了(この時点までは秋山早苗単独の調査である)


2003年7月~12月


〇7月〇

法政大学・永瀬研究室の学生、山内さん、松本君の協力により手書き図面作成(約100枚完成)

〇11月〇

東京学芸大学・鉄矢研究室ユニバーサルデザイン展に参加。社会への発信のきっかけになり、さらに朝日新聞にて、紹介される。

〇12月〇

法政大学にて、だれでもトイレの卒業論文発表をかねて、だれでもトイレ会議が開催される(参加23名)。本活動を継続的な会にすることを決める。

小金井市議会にて、小金井。生活者ネットワーク議員による一般質問「誰でも使いやすいトイレの整備を」を実施する。

小金井市商工会主催「こがねい夢プラン」(後援:西武信用金庫)に応募。採用され助成金10万円を得る。


2004年1月


NPO法人シニアSOHO小金井の林屋、大橋、加賀谷、豊嶋4氏の技術支援のもと、協力体制、活動体制が整う。

市内の60カ所の再調査開始。CAD図面作成開始。評価基準の作成。


第3章 調査対象施設

<普段の生活は、地域で自立したい>

日常生活圏の調査対象施設

本調査の対象は、小金井市内の公共施設など約60カ所。高齢者、障碍者の自立行動が必要とされる日常生活圏における施設とする。

かつ「生活の質(QOL)の向上」のために地域の催事、公園散策などにも、不自由なく参加できることを願っている。所在地、平面・器具設備の実測をして、具体的改善内容を提案した。

<日常生活圏図>

課題は、バリアフリーデザインという視点で、

「広域社会生活圏」でより広いバリアフリートイレの存在が新たに進められている点があります。こちらから。


第4章

主要施設事例平面図&コメント



2004年4月~11月


調査・報告書の冊子編集(4月~10月)、11月に印刷、製本により、冊子完成。さきナビのMap作成(9月)。11月には、学芸大学にて、だれでもトイレ会議開催。関係機関に配布開始。

東京都より福祉のまちづくりへの功労者として、秋山さんへ知事感謝状を授与されました。